まいどおおきに。FP3級ホルダーのたかはしです。
昨今受験者数が増えている「FP技能士試験」。話題に乗っかって私も2024年5月に受験し、無事一発合格を果たしました。
受験してみて感じたことと、知識ゼロの私が実践した勉強法を紹介します。
FP3級の試験勉強、わりと大変
FP3級の受験申し込みをして、とりあえず参考書購入。そこで初めて知りました。

出題範囲めちゃくちゃ広いぜよ!
FP技能士試験の内容は、社会保障・税金・不動産・相続・投資・保険・ライフプランニングなど多岐に渡ります。税理士・弁護士・宅建士・保険外交員・証券マンの各専門知識を広ーく浅ーくなんとなく身につけるのがFP(ファイナンシャルプランナー)なんだなと理解。

と、とりあえず初めてだし参考書1ページ目から順番に読んでいこう
職場に参考書を持参して昼休みに勉強。そう試みたのですが、本を開いて5分と持たずに睡魔が襲います。めげずに1ヶ月ほどそれを継続しましたが、いまいち捗りません。試験日まで1ヶ月を切り「このままではまずい」と判断。そこで勉強法を変更することにしました。
私が実践した勉強法はこれだ!
私が実践した超シンプルな勉強法。それは、
過去問をひたすら解くこと
これだけです。おそらく多くの人はすでにやってますよね。
「なんだそれだけかよ」と思われるでしょうが、私はこの方法を実践してみてマジでよかった!と心から思っているので、改めて記事にしている次第です。
私の過去問勉強法
FP3級受験に向けて私が実践した「過去問勉強法」をもう少し詳しく紹介します。
- 解説テキストのみ購入、過去問集は買わない
- FP協会公式サイトの過去問題を活用
- 直近の試験問題からひたすら解いていく
過去問集の購入は不要だと思います。なぜなら、FP協会公式サイトにたっぷりと過去の試験問題が掲載されているからです。もちろん全て無料で閲覧可能。直近の試験問題から順番に片っ端から解いていきました。
- 問題を読む(ほとんどわからない)
- テキストやネットで調べて答えを探す
- 解答を見て答え合わせ
最初は問題を読んでもほぼわかりません。「解く」というよりも、問題を読んでテキスト該当箇所を探して答えを見つける「答え探し」ですね。
- 数年分の過去問を解く
- 類似した問題が出てくる
- テキストを見ずに解答できるようにする
数回分の試験問題を解いていくうちに「あれ、この問題前にもあったぞ」というものに出くわします。似たような問題が出てきたら、テキストを見ずとも解答できるようにする。それを意識して知識を少しずつ定着させていきます。
捨てるという選択もあり
上記の勉強法を約1ヶ月実践。
ですが、時間が足りなくて全ての出題範囲を網羅するのは無理だと判断。
そこで、一番苦手な「不動産」を捨てることにしました。一番縁遠い分野だからか全く頭に入らなかったんですよね。
試験はマーク式なのでとりあえず適当に埋めましたが、ほぼハズレでした。笑
注意点
厄介なのが、制度改正。受験する時期に制度改正の該当箇所があるかどうか事前に調べておきましょう。最新テキストなどでチェックできるはずです。
せっかく覚えたのに制度改正で情報が変更される。FP以外の資格でもありうることだと思います。試験が終わっても学び続けることが大切ですね。
FP3級を受験してよかったこと

税金のことはよくわからないけど会社で年末調整してくれるから大丈夫

インフレとインフラって違うの?
マネーリテラシー皆無だった私ですが、思いつきでFP3級を受験してみて変わったことがあります。
・お金について家族と話せるようになった
・経済ニュースの内容がなんとなく理解できるようになった
・FP3級持ってるぜと自慢できる(全然すごくないけど)
「使えない国家資格」と言われるFP技能士資格ですが、実務スキルというより人生を楽しく賢く生きるための武器として受験する方が大半だと思います。
かくいう私も仕事には全く生かせない資格ですが、日常のふとした瞬間に「あ、これ勉強したな」というキーワードに出くわすとちょっと嬉しいものです。
まとめ
知識ゼロから短期間で資格試験に臨むなら、
過去問を読んで答え探しをする。
これが最もシンプルかつ効率的に学習できる方法かなと思います。
参考書を買って1ページ目から読んでいる方がいらしたら、ぜひ試してみてほしい。
同じ勉強法を活用して次はFP2級を目指します!
以上、たかはしでした。おおきに(_ _)


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